霧多布の浜で待ち人来たらず。シギの種類・数とも少なく、近くのポロト
沼に夏鳥の残党を捜しに行きます。鳥達は囀らなくなり、探すのが大変。
ポロト沼はまだ子連れの夏鳥が多く見れるのです。
とても器用なベニマシコ。自分の体重で穂を倒し、普通食べられない
実まで食べています。偶然かもしれませんがとてもすごい。またこの発
想がとてもすばらしい。

隠れているつもりなのか、それとも日よけという雰囲気。ただ止まった
だけなのですが、何か面白い。ぼろ雑巾が4枚干してある様。

横を向くとお腹の赤い色が見えて、雑巾から鳥になります。絵になっ
てきます。

工事中の立ち入り禁止のロープがあるのですが、ここが止まり場に最適
らしく、ベニマシコだけでなく他の鳥達もよく止まります。

登場したのはノビタキ母さん。幼鳥を2羽連れていました。二番子を育て
たのでしょうか。おかげで写すことができました。

こちらがお子様。お母さん後を追いかけています。まだ産毛が残ってい
てなんともかわいらしい。

この鳥は?一瞬考えたけれど名前が浮かばない。アオジかノビタキだと思
うのだが。分りません。

こちらはアオジの幼鳥。ここまで背中と風切羽がはっきりしてくると、すぐ
分かるのですが。

近くの水溜りで、ジシギとタカブシギ。とても見難い場所で餌を捕ってい
ました。

ほんにジシギは識別泣かせ。何せよく似て居て見分けが付かない。
多分タシギだと思います???。距離があるせいでほとんど人を意識して
いません。

タンチョウ親子とアオサギ。とても距離があるのですが、デジスコではっ
きり写りました。天気は霧模様で曇りですが空気が澄んでいるのか、
あるいは、体調がよく、マニアルのピントが調子が良いのかも。

夏鳥のシーズンが終わりのため、6月にあれだけ沢山居た鳥たちが見
れません。鳴き声も聞こえません。ここがあの北海道?と思う一瞬です。
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